
ジャンパー膝は、バレーボールなどジャンプをすることが多い競技でよく見られるスポーツ障害です。
ジャンパー膝を発症すると、膝蓋骨の上下が痛みます。
膝を伸ばすと大腿四頭筋や膝蓋骨、膝蓋腱などが使われます。
過度の力が加わることで痛みなどの症状が起こります。
ジャンパー膝の主な原因は大腿四頭筋の柔軟性低下です。
大腿四頭筋が硬くなると運動による負荷を筋肉が吸収できないので、膝に負担がかかるようになります。
ジャンパー膝は成長期だけでなく成長期を過ぎても起こります。
ジャンパー膝の症状と治療方法

症状は人によって様々ですが、運動をしたときに膝の前面が痛むことが多いです。
局所が熱を持ち膨張するケースもあります。
治療方法は保存療法が基本です。
初期段階の場合は痛み止めを服用して湿布で治療を行います。
患部の熱が消失したら、低周波や超音波治療などによる物理療法を取り入れることもあります。
最近はヒアルロン酸注射も好評です。
保存療法を行って半年以上過ぎても回復しない場合は手術をします。
ジャンパー膝の治療を行ってから競技に復帰する場合は、運動時に感じる痛みが完全に消えてからになります。
大腿四頭筋の柔軟性が得られるようになり、尻上がりの状態がなくなってから少しずつ運動量を増やしていきます。
運動をした際にはクールダウンのためにアイシングを行いますが、ウォーミングアップのときにもアイシングを取り入れます。
ストレッチをしながらアイシングを行うと効果的です。
指導者や選手の知識がない場合、ジャンパー膝を発症しても何もしないケースがあります。
まずは早めに当院へご相談ください!

ジャンパー膝を発症した初期に診察を受けて適切な治療をしないと慢性化するリスクが高くなります。
ジャンパー膝が慢性化すると回復しにくくなるので、気になる症状が出た場合は早めに整形外科へ行き医師の診察を受けます。
早く診察を受けて治療を行うことで、回復も早まって再発の予防もすることができます。
少しでも、気にかかることがありましたらまずは当院へご来院ください!
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