ランナー膝について

ランナー膝は膝の外側が痛み医学的には腸脛靭帯炎と呼ばれている症状です。

腸脛靭帯は、大臀筋や大腿筋膜張筋、骨盤から始まって膝の外側の方にまで延び付着しています。

この靭帯は太ももにある骨が出っ張っている部分を膝を伸ばしたり曲げたりすることによって通過します。

膝の曲げ伸ばしのときに摩擦が発生し、それが繰り返されることによって炎症を起こし痛みが発生するのがランナー膝です。

そして、腸脛靭帯の奥深くに脂肪組織が存在し、この脂肪組織が炎症して痛みが発生するという説もあります。

ランナー膝の症状

またランナー膝の症状としては、走っているときに膝の外側が痛く、休憩すると痛みは抑えられるが再び走ると痛みが復活してしまうのです。

膝の外側を指などで押すと痛みがあるのが特徴になります。

初めの内は痛くないのですが、長い距離を走ることによって痛みが出て来ます。

そのため痛くないから問題ないと感じて走っていても、段々痛くなって走れなくなってしまいます。

ランナー膝の原因

原因として挙げられるのは、腸脛靭帯が張ってしまうことによって痛みが生じるというものです。

腸脛靭帯は膝が外側に開かないようにしたりふくらはぎが内側の方に回転するのを防止したりする作用があります。

ですので膝が外側に開いたりふくらはぎが内側に回転するような動作を繰り返していると張ってしまい、痛みを感じることになる訳です。

膝が外側に開いてしまったり、ふくらはぎが内側に回ってしまったりする原因としては、柔軟性がないことや筋力がないことなどが挙げられます。

痛みにお悩みなら、当院へご来院ください!

走る事を趣味としている方や、マラソン・陸上競技の選手に多いこのランナー膝。
少し痛めただけ…と楽観視せずに、まずは治療の専門家にご相談ください!

競技の後のアフターケアや、自宅でもできるストレッチ等も伝授させていただきますので、
痛みが再発しにくい身体づくりを共に行っていきましょう!

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